〝修正力〟の高さを見せた。日本選手権7日目(13日、神奈川・横浜BUNTAI)、女子準決勝で北海道銀行がフォルティウスを10―6で下し、決勝進出。午前中のプレーオフでSC軽井沢クラブに敗れたが、嫌な流れを引きずることはなかった。

 負ければ終わりの一戦を前に、チーム内でミーティングを実施。前回大会、前々回大会は決勝で敗れたチームに気合が注入された。岩井真幸コーチは「ここで終われないという共通認識があった。優勝に向けて次は絶対負けないぞとみんなで話し合った」と回想。スキップ・仁平美来は「少し落ち込んだ部分はあったけど、最後勝つだけと気持ちを切り替えて臨むことはできた」と効果を口にした。

 かねて課題に挙げてきたのは「安定感」の向上。調子の波が激しいチームだったものの、短い時間できっちり立て直してきた。日本選手権に向けては基礎磨きを徹底して行ったという。岩井コーチは「2月の後半ぐらいから4月中旬ぐらいにかけて、ずっと基礎をやってきた。だいぶ試合も安定して運べるようになった。フォームの矯正やレーザーポインターを使ったりしていた」と明かした。

 悲願の日本一まであと1勝となった。仁平は「2年連続準優勝で本当に一番悔しい思いをしている。本当に日本選手権で優勝するため、4年後の五輪で金メダルを取るためにオフシーズンからずっと頑張ってきた。明日は絶対優勝できるように頑張りたい」と力強く語った。

 14日の決勝はSC軽井沢クラブと対戦する。岩井コーチは仁平について「勝負師な一面もある」と期待。必ず白星をつかみ取る。