未来につながる一戦となった。カーリングの日本選手権7日目(13日、神奈川・横浜BUNTAI)、女子準決勝が行われ、フォルティウスは北海道銀行に6―10で敗戦。連覇は逃したものの、一定の収穫を得た。

 2月のミラノ・コルティナ五輪は1次リーグ敗退。悔しさを味わうも、4年後のフランス・アルプス五輪での金メダル獲得へリスタートを切った。今大会は主にフィフスだった小林未奈を積極的に起用。スキップ・吉村紗也香は「今回はいつもと違って小林選手を起用した形で、最初は自分たちもアイスを読むのに苦戦したが、いろいろ工夫しながら調子を上げてこられたのは今後につながるいい経験ができた」と振り返った。

 今大会の小林はリード、サード、フォースの3ポジションで出場。ケガの影響で一部の試合を欠場した小野寺佳歩の穴を埋める活躍を見せた。吉村は「(小林は)ポジションをいろいろ入れ替わりながらも、すごくいろんなショットを決めてくれていた。すごく頼もしい選手だなと今大会を終えてさらに思った」と太鼓判を押した。

 長かった今季の戦いはこの日で終了。今後の吉村はフォルティウスに残る意向を示しているが、詳細については「今ここで明確にお答えできないのが正直なところ。4年間が一応終わったので、自分自身も考えたい」と語るにとどめた。

 ただ、どんな形式でもフランス・アルプス五輪に向けては歩みを進める構え。フォルティウスの新たな挑戦が始まった。