フィギュアスケートペアでミラノ・コルティナ五輪金メダルの〝りくりゅう〟こと三浦璃来さん、木原龍一さん組は、意外な競技にハマっていたという。

 2人がプロデュースしたカップル競技(ペア、アイスダンス)のアイスショー「THE DESTINY」(東京辰巳アイスアリーナ)の千秋楽が2日に行われ、ミラノ・コルティナ五輪のフリーで演じた「グラディエーター」やグループナンバーで観衆を魅了。木原は「4、5月はちょっと違った意味で忙しくしていたので、なかなか氷に乗れなかった。本格的に練習を再開できたのが6月だったので、少し時期に間に合うかなっていう不安はあった」と安堵の表情を見せた。

 氷に乗れない間は自転車に乗っていた木原は、世界最高峰の自転車レース「ツール・ド・フランス」を目指そうとしたという。三浦は「本気で行こうとしていた」と笑うが、上り坂に向いていないことに気付いた。木原は「体重が重いので進めない。平らなところは速く進めるけど」と苦笑いを浮かべた。

 自転車競技への転向は幻に終わったものの、アイスショーは大盛況で幕を閉じた。3日間4公演のチケットはすべて完売で、計1万8000人が来場した。木原は「今日は泣いてないけど、いろんな感情がこみ上げてきた」と頬を緩めた。