愛知・名古屋アジア大会の体操団体総合決勝(23日、名古屋市総合体育館)、予選2位の日本は合計253・826点で3大会連続の銀メダルだった。1・269点差で中国に敗れるも、フィギュアスケート男子で五輪2大会連続メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)は多くの学びを得たようだ。

 日本の主力として活躍する2024年パリ五輪3冠の岡慎之助(徳洲会)と鍵山は、神奈川・星槎国際高横浜時代をともに過ごした同級生。直近は台湾で行われたスケート教室に参加したばかりだが、この日は現地で岡らの活躍ぶりを観戦した。試合後には取材に応じ「体操自体は生で初めて見た。日本に注目して応援していたけど、中国など、どの国も本当に動作がきれいだった」と声を弾ませた。

 体操とフィギュアスケートはともに〝魅せる〟競技という共通項があり「フィギュアと通ずるところも何か所かあった」と回想。その上で「この熱気がすごく自分にとって刺激になった。美しさで加点を狙う部分や所作であったりとか、日本はみんな仲が良いところもすごく似ているなと感じた」と語った。

 今大会の岡は腰を痛めた影響もあり、満足な練習ができていない。21日の個人総合では銀メダルを手にしたものの、この日は最終種目の鉄棒で落下して悔しさをにじませた。ただ、24日からは種目別の戦いが始まる。鍵山は「一つひとつの(岡の)動きが丁寧だったし、その中で自分ができる最大眼の攻めをしていたと思う。まだ大会は続くと思うので、少しでも万全のコンディションでこれからも頑張ってほしい」とエール。お互いの競技を通じ、これからも高め合っていく。