フィギュアスケートの全日本選手権アイスダンス予選会(1日、ALSOKぐんまアイスアリーナ)、〝りかしん〟こと紀平梨花(24=鹿島)、西山真瑚(24=オリエンタルバイオ)組は、99・53点、合計165・32点で3位に入った。まさかのピンチも〝支え合い精神〟で乗り越えた。
この日は西山が体調不良に見舞われるアクシデントが発生するも、紀平は頼もしかった。風邪気味の西山に対し「調子もいいし、私が真瑚くんを引っ張るから大丈夫」と宣言。紀平のサポートを受けた西山はいつも通りの表情でリンクに立ち、大きなミスなく演技をまとめた。「梨花ちゃんは本番に強いし、気持ちが強い」とサポートに感謝した。
9月の木下グループ杯後は、拠点のカナダでプログラムをブラッシュアップ。10月31日のリズムダンス(RD)では、紀平が西山の背中を使って1回転するアクロバットなリフトを披露するなど進化を証明した。紀平は「試合ごとに成長が見えるような点数をいただけたので、やりがいがある。今後はもっと高い点数を目指して、細かい部分でもっと点数を重ねていければ。伸ばせる部分はたくさんあると思っている」と手応えを語った。
次戦はグランプリ(GP)シリーズデビュー戦となる第6戦NHK杯(27日開幕、京王アリーナTOKYO)で、近日中にカナダへ戻る予定。西山は「ある程度は練習の成果が実を結んだけど、もっとよくできた部分もあった。それをNHK杯で発揮できれば理想」。困難に打ち勝った経験は、結果以上の意義がありそうだ。













