全日本大学駅伝(愛知・熱田神宮西門前~三重・伊勢神宮内宮宇治橋前、8区間106・8キロ)で、青学大が4位の5時間10分16秒でゴールした。

 今月12日の出雲駅伝では関東勢最下位の11位に沈んだなか、原晋監督は、前日31日に「やるぜ大作戦」を発令して逆襲を宣言。メンバー変更はなく、補欠なしの8人で挑んだ。

 この日はトップバッターの椙山一颯(2年)がゴール前のラストスパート争いを制し、首位でタスキをつなぐ。ところが、2区で9位に転落。原監督がキーマンに指名していた三大駅伝デビューの3区・松田煌希(3年)は区間5位(33分50秒)で順位を1つ上げて8位でタスキをつないだ。

 4区では昨季のエース黒田朝日の弟・黒田然(3年)が8位から怒とうの4人抜きを見せ、4位にまで押し上げた。その後は最高3位まで浮上するが、最終8区で順位を1つ落としてゴールした。

 原監督は閉会式後のミーティングで「あと2か月あるので、青山、原メソッドを確実にやっていく」と箱根路に向けて切り替えを促した。

 また、指揮官は選手に対して「悔しいと思うときに勝たないと、その気持ちがうわべだけになって、その位置が定位置になる。今日悔しいと思う気持ちが出るなら、それを箱根で返さないと、また来年同じように熱量が薄くなっていく。負けることが当たり前になっていく」と厳しい言葉もかけた。

 ただ、ここからのピーキングが青学大の見せどころだ。原監督は「今年の特長として、エースがいない分、Aの中でさらにAプラスを出していく。スタートラインに状態良く、故障、体調不良者なく立たせる。他力本願ではなく、自分たちが当たり前のことができるように。そういう気持ちでやっていきたい」と4連覇と10回目の総合優勝に向けて力を込めた。