先輩に負けるつもりはない。フィギュアスケートの全日本選手権アイスダンス予選会(31日、ALSOKぐんまアイスアリーナ)、リズムダンス(RD)が行われ〝いくこう〟こと櫛田育良(木下アカデミー)、島田高志郎(木下グループ)は65・68点で3位発進だった。
この日は島田のシングル時代のチームメートだった宇野昌磨(トヨタ自動車)のアイスダンスデビュー戦。本田真凜(トヨタ自動車)とのカップルで挑んだ初陣を一目見ようと、会場は満員となった。午前9時半から異例の雰囲気に包まれたが、〝いくこう〟は自分たちの演技に集中。島田は「木下グループ杯との比較にはなってしまうが、国内試合と国際試合での評価がすごく一緒の感じになってきている。しっかり自分たちの課題を見直してやるいい機会をいただいている」と前向きに語った。
島田にとって宇野は、常に大きな刺激を与えてくれる戦友だ。「シングルの時から自分にとってポジティブな存在で、練習も試合もスケートの熱量も全て一緒に引き上げてくれる存在だった」と切り出した上で「今またこうして同じ舞台に立って戦えるというところに本当に光栄に思うし、これから頑張っていきたい」と決意を新たにした。
現在のアイスダンス界は戦国時代に突入。〝しょまりん〟以外にも〝りかしん〟こと紀平梨花(鹿島)、西山真瑚(オリエンタルバイオ)組ら、ライバルがめじろ押しだ。櫛田は「もちろん意識はしてしまうけど、練習から自分たちの中でどんどんいいものを積み重ねていって、他のライバルの人たちに負けないようにしたい」ときっぱり。目標の2030年フランス・アルプス五輪に向けて突き進むのみだ。












