王者が貫禄を示した。フェンシングの全日本選手権初日(30日、東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館)、男子エペ決勝が行われ、2024年パリ五輪金メダルの加納虹輝(JAL)が古俣聖(本間組)に15―11で勝利し、2年連続4度目の優勝を飾った。
準決勝までは全試合1ケタ失点で快勝。決勝は古俣の粘りに遭うも、最後まで冷静な戦いぶりで振り切った。試合後には「全日本選手権は何度優勝してもうれしい。何回優勝してもいいもの」と笑みを浮かべた。
先月には愛知・名古屋アジア大会で2連覇を達成。今後の戦いに向けて弾みをつけたエースは「国際大会が続いていくので、勢いづくことができたかなと思う。ちょっと追いつかれかけたところから、早く点取りたいところを我慢して試合を進められたのは、今日良かったところ」と手応えを語った。
2028年ロサンゼルス五輪までは残り2年を切った。「大きく言えば、ロサンゼルス五輪で金メダルを獲得するのが目標」と口にした上で「7月の世界選手権で金メダルを獲得して、そのままロサンゼルス五輪につなげていきたい」と決意。テッペンの座は誰にも譲らない。












