F1レッドブルでリザーブを務める角田裕毅に、キャデラックへ電撃移籍のチャンスが拡大しそうなムードだ。

 F1では来季の陣容がほぼ固まってきており、未発表のうちレーシングブルズは現在のドライバー体制を維持する見通しとなっている。

 残るキャデラックも無風かと思われたが、極度の低迷にあえぐバルテリ・ボッタスが契約解除となる可能性が浮上。さらに、もう一人のセルジオ・ペレスまで切って〝ダブル解雇〟の動きが出てきた。

 まず前戦のシンガポール・グランプリ(GP)後に、スイス紙「ブリック」が「F1サーカスにはまだ2つの空席がある。新参チームのキャデラックは、ベテランのセルジオ・ペレス(36)とバルテリ・ボッタス(37)との契約を継続する意思がないようだ」と2人のクビを一気に切る荒療治の可能性を報道した。

 この衝撃情報は波紋を広げ、その数日後に英メディア「GPファンズ」が「キャデラックが、F1の大幅な組織再編でセルジオ・ペレスとバルテリ・ボッタスを解雇する可能性」と報じ、さらに物議を醸している。

 キャデラックで衝撃のダブル解雇が現実味を増してくると、その後釜として浮上するのが角田だ。枠が1席の場合はハースを退団するエステバン・オコンが優勢かと思われたが、もう1枠あるとなればF1での経験が豊富で伸びしろも期待できる角田に白羽の矢が立つことが期待される。

 26日にはインディカーのテストに参加する予定の角田だが、本人の意思はF1残留が最優先。日本人スタードライバーの去就問題がにわかに混沌としてきた。