元F1ドライバーで解説者のラルフ・シューマッハ氏がアストンマーティンのフェルナンド・アロンソ(45=スペイン)らベテランドライバーの高齢化に懸念を表明したと、専門メディア「F1 ОVERSTEER」が報じた。

 ラルフ氏はポッドキャスト番組「バックステージ ボクセガッセ」に出演し「現在(アウディの)ニコ・ヒュルケンベルグ(ドイツ)は40歳(現在39歳)に近づいており(フェラーリの)ルイス・ハミルトン(英国)は40歳を超え(45歳の)アロンソも同様です」とし「素晴らしいことばかりです。ドライバーたちがこれほど長くF1にとどまっているのは本当に素晴らしいことだ」と語った。

 その一方で「次世代に対し、少し不公平だと感じる」とし「ドライバーを見てください。(メルセデスの)キミ・アントネッリ(イタリア)、(レッドブルの)マックス・フェルスタッペン(オランダ)はいつから始めたでしょうか? いずれは若いドライバーの居場所がなくなってしまうでしょう。ですから、その点については少し注意が必要です」と懸念を表明した。

 その上で評論家は「F2をすぐに廃止した方がいいかもしれませんね」と指摘した。F1の下部カテゴリーは若手育成の場と捉えられている。同メディアは「2017年シーズンを前にF2と名称変更して以来F1のシートを獲得できたドライバーはわずか4人で残りはモータースポーツの最高峰に参戦するまで辛抱強く待たなければならなかった」と指摘した。

 F1シートは現在22枠(11チーム)しかない中、アロンソらベテラン勢の存在が若手の壁になっているとの見解。ただプロの世界は実力がすべてでもある。他の競技でも同じような論争のある中、F1界は今後、どんな道を歩むだろうか。