巻き返しのキーマン誕生だ。第103回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)予選会(17日、東京・立川市)、21年ぶりの出場となった東洋大が10時間31分30秒の全体1位でフィニッシュ。25年連続85回目の本大会切符を勝ち取った。
急成長を遂げた宮崎優(3年)が快走を披露した。外国人留学生に負けじと、序盤から先頭集団に食らいつく。後半は東農大の前田和摩(4年)を振り切ると、個人4位の1時間1分5秒をマーク。日本人ではトップのタイムだった。酒井俊幸監督は「7月の士別ハーフマラソンで優勝していていて、その時も他校の留学生に競り勝ったり、実業団の選手にも後半のビルドアップで勝って優勝することができていた。今日はその再現性を高めていくことをテーマにしていた」と振り返った。
東洋大は今年1月の本戦で14位。20年連続で獲得していたシード権を落とす屈辱を味わった。リベンジを見据える上で「非常に充実してきたので本大会で各校のエース級に挑ませたい」と指名。箱根駅伝では重要区間を任せる方針で「やっぱり往路の2、5区はすごく大事。どちらかは宮崎に託したいと思う。昨年の東洋大は2区での大失速が響いたので」と明かした。
正月決戦に向けては「20年維持してきたもの(シード権)を失ってしまったけど、予選会を得たことで強くなったと言えるようにしたい」と気合十分。東洋大の頼れる新エースは、箱根路でも期待値大だ。












