大学駅伝界の強豪として一時代を築いた順大は、名門復活に向けて闘志を燃やしている。
陸上日本選手権(東京・国立競技場)の1500メートル決勝(6日)では、4年生の塩原匠が3分40秒07で6位入賞。実業団の選手に負けじと、最後まで懸命に走り抜いた。レース後には「なかなかレース展開が読めなかったけど、うまく波に乗れた。自分の中では(3分)40秒を切れなかったのは悔しいけど、ベストを出せた」と振り返った。
現在はトラックシーズン中だが、秋以降の駅伝シーズンも意識している。昨季は箱根駅伝予選会を出場圏外の11位とわずか1秒差で何とか勝ち抜くも、箱根駅伝ではシード権に7秒届かなかった。「去年箱根とかで悔しい思いをして『挑戦』というスローガンでみんなやっている」と反骨心を胸に鍛錬を積んでおり「自分も今大会は挑戦していこうと考えていた。そこで挑戦できたことで、自分の殻を破る自己ベストを出せたことにつながったと思う」と手応えを口にした。
5月の全日本大学駅伝関東地区選考会は全体3位で通過。箱根駅伝出場には予選会を突破する必要があるが、チームとしても個人としてもさらに進化を続けていく構えだ。
「(箱根駅伝まで)あと半年しかないけど、少しでも(チャンスを)見い出せたら」と気合十分。各選手で切磋琢磨し、順大のプライドを証明する。












