F1アストンマーティンの歴史的低迷の〝元凶〟は豪腕オーナーとして知られるローレンス・ストロール氏にあると重鎮がズバリ指摘した。
アストンマーティンは開幕からトラブル続きで、3戦を終えて完走がフェルナンド・アロンソによる1回のみで、常に最下位争いと深刻な不振が続いている。さらにエイドリアン・ニューウェイ代表が会見でホンダ批判を展開するなどゴタゴタも表面化している。
深刻な状況の中、ハースで代表を務めるなどF1界のご意見番として知られるギュンター・シュタイナー氏が不振の理由を分析した。
ポッドキャスト番組「ドライブトゥーウィン」に出演したシュタイナー氏は「ローレンスを責めることはできない。彼はやると言っていたことを実行したが、うまくいかなかっただけだ。彼はシルバーストンに素晴らしい新施設を建設し、最高の人材を集めた」とまずはストロール氏の功績を指摘する。
だが、そうした熱意が結果に結び付いていない状況について「彼にはF1に必要な忍耐力が欠けていると思う。うまくいかなければ、6か月か12か月で変えてしまう。F1のサイクルは12か月ではなく、もっと長い。何かがうまくいくまで待つ必要があるんだ」と持論を展開した。ストロール氏は要職にあるスタッフをコロコロ変えてしまうなど〝我慢できない性格〟が指摘されており、重鎮の目から見てもこの点がF1オーナーとしては問題というわけだ。
「彼は多くの点で正しいことをしていると思うが、彼に欠けているのは忍耐力だ。もっと忍耐強くなる必要がある」とシュタイナー氏は繰り返し強調した。
英メディア「GPファンズ」が「億万長者のストロール氏が忍耐力の欠如で批判を浴びる。頂点を目指す道のりは、まだまだ長い。シュタイナーは、ストロール氏にはそのような任務に必要な忍耐力が欠けていると考えている」と取り上げるなど、今回の指摘は反響を呼んでいる。アストンマーティンが常勝軍団となるためには、まずは豪腕オーナーの我慢が必要となりそうだ。












