フィギュアスケート女子で五輪2大会連続メダルの坂本花織(26=シスメックス)の取り組みは、未来のスケーターたちの常識を大きく変える可能性を秘めている。
現役最終年の今季は、味の素社から支援を受けて食生活を改善。白米の摂取や汁物で体を温めるなど、適切な食事で体調面を整えた。23日には都内の同社を訪問し、従業員と交流。「毎日元気に頑張れたので、本当に救われた」と感謝を述べた。
体重管理が重要な競技だが、過度の食事制限によって、体調不良やケガに悩まされる選手も多いのがフィギュア界の現状だ。同社の高柴瑠衣さんは「坂本選手が直接ご飯を食べることの重要性を伝えてくれるのは一番説得力がある」と力説。今後については「せっかくのご縁なので何らかの形で携わっていけたら」とさまざまな形でサポートしていく意向を示した。
坂本自身も今季の日々を通じて、食事の大切さを実感した。指導者として第2の人生をスタートさせる上で「食事は全然ダメなものではなくて、しっかり食べて力をつけて、しっかり練習することによって代謝も上がるし、練習の効率もすごく上がると思う。自分の今までの経験も生かして、後輩たちに伝えられたら」。世界で活躍するスケーターの育成へ、食事面からも的確なアプローチを行っていく。











