歴史的な低迷が続くF1アストンマーティンの〝ドン〟ローレンス・ストロール・オーナーが、電撃来日すると複数の海外メディアが報じて騒然となっている。

 開幕から深刻な不振のアストンマーティンはシンガポール・グランプリ(GP)決勝(11日)でフェルナンド・アロンソが16位、ランス・ストロールがリタイアとまたも低迷。前戦のバーレーンGPインマレーシアでアロンソが8位入賞したが再び低迷を喫し、レース後にはそのアロンソが〝ホンダエンジン〟に不満を爆発させるなど不穏なムードが漂っている。

 そうした中、米メディア「エブリシングフォーミュラ」は「ローレンス・ストロールが日本へ向かう!」と報道。「アストンマーティンのオーナーは日本へ向かうと伝えられており、ホンダのSakura工場を訪問する可能性が高い。渡航の理由は不明だが、彼がわざわざ日本まで行って、彼らを祝福するわけではないような気がする」と伝えた。

 米メディア「モータービスケット」も「今回の一連の問題は、ローレンス・ストロール氏がホンダ関係者と会うために日本へ渡航するという臆測が飛び交う中で発生した。これが度重なる問題を受けての特別な渡航なのか、それともすでに計画されていたものなのかは不明である」と波紋を呼んでいる。

 アストンマーティンとホンダの体制は今季からスタートしたが、開幕からドタバタ続きで春先にはエイドリアン・ニューウェイ代表が禁断のホンダ批判を展開するなど不協和音もあった。さらに最近になってアストンマーティンが早ければ2028年からパワーユニット供給メーカーの変更を検討しているとの報道が海外で相次いでおり、チームの今後が注目されていた。そんな最中に、豪腕で知られるストロール氏が異例の来日となれば事態は風雲急を告げてきそうだ。