F1シンガポール・グランプリ(GP)スプリント予選(9日)でアストンマーティンのフェルナンド・アロンソ(スペイン)は15位と上位進出を果たせなかった。

 同GPのコースは長いストレートがない。このため、ホンダ製エンジンのパワー不足が指摘されているアストンマーティンにとってはマシンのポテンシャルを最大限に生かせる舞台となるはずで、アロンソ自身もレース前に今季3度目となるポイント獲得に大きな期待を寄せていた。

 しかしスペイン紙「マルカ」によると、アロンソは「良いラップだったと思うし、SQ3に進出できるかもしれない。でも、こんなに順位が下がってしまったのは残念だ。ラップの質はもっと良かったと思っていた」とし「グリップは十分だった。砂ぼこりはあるが、それは問題ではない。走行性能は良好だったが、まだ解決できていないアンダーステアが少しあり、改善する必要がある。しかしマシンは最適な範囲内にある」と強調した。

 その上で2度の世界チャンピオンは今後のレースに向けて「予想外の問題」があるという。「ダウンフォースが必要なんだ。それが最大のデメリットだ。ストレートでのパワーももっと必要だ」と訴えた。同紙は「スペイン人ドライバーは、自分のラップタイムでSQ3に進出できると確信していたが、予想以上に問題を抱えたAMR26に遭遇してしまった」と伝えていた。