米プロバスケットボールNBAで、八村塁の所属するクリッパーズとエキシビット10契約を結んだ河村勇輝を米大手誌が酷評した。

 河村は今後、キャンプやオープン戦でアピールをしていくことになるが、まずは下部Gリーグのチームに所属しながらNBAの試合に一定数出場できるツーウエー契約への切り替えを目指すことになる。

 米誌「スポーツイラストレーテッド」は河村の動向を特集。「これは実質的に長期のトライアウトのようなものだ。もし新たな契約を結べなければ、サンディエゴ・クリッパーズの一員としてGリーグでシーズンをスタートする可能性が高い」との見通しを示した。

 同誌は河村の特長を分析。「パスを優先する伝統的なポイントガードだ。彼は、プレーメイキング、ボールハンドリング、ピックアンドロールの能力に優れている」と評価する。

 だが一方で「運動能力や身体能力の不足は、明らかに彼の有効性を制限している。彼は3ポイントライン内からのシュート効率が非常に悪く、自ら良いシュートチャンスを作り出すのに苦労している。当然ながら彼はフィニッシュ能力が低く、効率的なプレーをするためにジャンプシュートに過度に依存している。また、体格や身体能力の不足からディフェンスも苦手なため、彼のNBAでの道のりはこれまで険しいものとなっている」とNBAでは通用する実力が備わっていないとズバリ指摘した。

 そして「そのため、河村がレギュラーの座を勝ち取るほどのインパクトを残すのは難しいだろう。クリッパーズには現在、ロースターに空きがなく、ツーウエー契約の枠もない」と今後を予想した。

 河村には低評価を覆す躍進を期待したいところだ。