アジア・オリンピック評議会(OCA)のタヤブ・イクラム調整委員長が4日、名古屋市内で取材に応じ、愛知・名古屋アジア大会を総括した。
今大会はOCAに加盟する45か国・地域と難民選手団から1万5000人超の選手らが参加。43競技469種目が実施された。大会組織委員会の会見で、イクラム調整委員長は「五輪をも上回る選手が参加し、非常に競技レベルの高い大会となった。私たちは大変満足している」と振り返った。
今大会は選手村を設けず、クルーズ船やコンテナハウスを宿泊施設として活用。新たな取り組みに一部の海外メディア、選手から批判の声も上がっていた。「課題のない大会など存在しない。初期の混乱や、コミュニケーションにおける調整など、何かしらの課題はつきものだ」との見方を示した上で「私たちは大変満足している。大会にはそれぞれ異なる特徴があるということも、私たちにとって非常に重要な情報、学びとなった」と意義を話した。
一部から厳しい声が上がっていたことも認識していたという。「当然いくつかの課題はあったが、課題に対して私たちがどのように対応したかが強調されるべき最も重要なポイントであると考えている。私たちは選手に対し、輸送、物流面や練習環境において、与えられる限り最高の条件を提供できるよう努めた」と強調。さまざまな国際大会で課題が発生することは想定済みで「ここで申し上げたいのは、OCAは常に選手第一で考え、今後も選手のために改善を続けていくということだ」と語った。
さらに「結果として選手たちからは非常に好評を得ることができた。アジア大会の新たなモデルケースとなった。改善すべき点があるのは事実だが、間違いなく成功したモデルの一つとなった」と説明。運営側にとっては一定の手応えを得た大会となったようだ。










