指揮官の評価は――。愛知・名古屋アジア大会のバレーボール男子決勝(3日、岡崎中央総合公園総合体育館)、日本はイランに1―3で敗れて銀メダル。16年ぶりの金メダルにはあと一歩届かなかった。
今大会の日本は若手を中心としたB代表でメンバーを構成。アジア選手権と同様の〝ガチメン〟で挑んだイランに各選手がアピールしたいところだったが、第1セットをジュースの末に26―28で落とす。第2セットは25―19で制すも、第3、4セットはイランの攻撃陣に屈した。ロラン・ティリ監督は「少し残念だが、選手たちは全力を尽くしてくれた。彼らは戦い続けた。3―1で負けたが接戦だった」と振り返った。
石川祐希(ジラート)や高橋藍(ルブリン)らを軸に、9月上旬のアジア選手権で優勝。2028年ロサンゼルス五輪の切符を獲得したばかりだ。今大会は主力選手には休養を与え、次世代を担う選手たちに経験を積ませた。「とても疲れているが、良い経験になった。銀メダルを獲得できたのは非常に重要なこと。チームは夏の間ずっと練習に励んできたので、負けたとしても大きな満足感がある」と一定の手応えを口にした。
チームが見据えるのはロサンゼルス五輪での表彰台。目標の実現に向けては、選手層の底上げが必須だ。「非常に高いレベルでプレーできたかと思えば、すぐにレベルが落ちてしまうことがあった。もっと経験が必要だ」と分析。残された時間でチーム力をさらに上げていく。












