大エースの背中を追いかける――。愛知・名古屋アジア大会のソフトボール決勝(3日、安城市総合運動公園)で、日本は中国を7―0のコールドで下して7連覇を達成。先発の後藤希友(戸田中央)は5回無失点の好投を見せた。
左腕から繰り出す最速110キロ台の直球とチェンジアップを軸に相手打者を翻ろう。わずか2安打に抑え、勝利に大きく貢献した後藤は「本当にすごく内容としては良かったかなと思うし、昨晩の試合(予選ラウンド最終戦・中国戦)から出てきたデータを踏まえた上で、しっかり今日の対戦に生かせたと思う。アジアで勝ち抜くことの難しさを今回の大会を経て感じた。歴史は続いていくと思うので、率直に安心しているし、次も勝ちたい」と頬を緩めた。
試合時には大先輩の上野由岐子(ビックカメラ高崎)に質問を投げかけていたという。「ここのボールはどこまで使えるか、このボールはこの高さでいいのか、このコースでいいのかを聞いていた」と回想。今大会の上野は2試合のみの登板だったが、まだまだ遠い存在だと自覚している。
2008年北京五輪の上野は2日間で3試合を完投。「上野の413球」は伝説として語り継がれている。後藤は「私自身も正直なところ、もっと強くならなければいけないと思う。もっと連投して、連投ができる体力をつけていかないといけないと感じた」ときっぱり。さらなる高みへ、サウスポーの挑戦は続く。












