愛知・名古屋アジア大会ソフトボール女子予選ラウンド(2日、安城市総合運動公園)で、エースの上野由岐子(ビックカメラ高崎)が緊急登板でピンチを救った。

 アジア最大のライバル・中国との一戦は、シーソーゲームの展開となる。6―6で迎えた6回表二死二塁の場面で上野が3番手として登板。ピンチをしのぐと、7回表は3人で抑えた。チームに流れを引き寄せ、7回裏に1点を奪ってサヨナラ勝ち。予選ラウンド全勝で3日の決勝(中国戦)に挑むことが決まった。

 1日の台湾戦後には「できれば明日お休みしたい。これが20代だったら3連投できたけど、ちょっと今は厳しい」と語っていたが、レジェンドの投球術で勝利に貢献した。

 前人未到の7連覇を目指す日本を長きにわたってけん引。「きっとこのアジア大会が最後になるだろうなという思いもある。悔いのない大会にしていきたい」。アジアの頂点へ、頼れる大投手は懸命に腕を振る。