好救援にも猛省だ。愛知・名古屋アジア大会ソフトボール女子予選ラウンド(1日、安城市総合運動公園)、日本は台湾に4―2で勝利して無傷の6連勝。日本のエース・上野由岐子(44=ビックカメラ高崎)は今大会初登板で粘りの投球を見せた。

 3回無死二塁のピンチでマウンドに上がると、一死一、三塁の場面でワイルドピッチ。先制点を献上したものの、追加点を許さない。2―1の4回には同点とされるも、複数得点を与えなかった。日本が2点を勝ち越した直後の7回はきっちり抑えて、チームを勝利に導いた。ただ、上野は「流れ的に点を取ってもらってからの失点だったので、ふがいないなというか、申し訳ないなという気持ちでいっぱい」と悔しさをにじませた。

 今大会のコンディションは「特別悪くはないと思う。まあいつも通り」と大きな問題はなし。この日は幾度もピンチを迎えながら、傷口を広げることはなかった。「年相応のピッチングをしていかないと投げ続けられない。そこはしっかり自分の中で配分しながら戦っていきたい」。要所ではギアの入った110キロ台中盤の直球で押し込むなど、巧みな投球術で相手打者を翻ろうした。

 日本にとっては7連覇を目指す戦い。2日に予選ラウンド最終戦、3日には決勝を控えている。「できれば明日お休みしたい。これが20代だったら3連投できたけど、ちょっと今は厳しい」と笑い飛ばしたが、裏を返せば気持ちは決勝戦に向いていると言える。金メダル獲得へ、次の機会に備えてまずは体を整える。