アジア大会(9月開幕、愛知・名古屋)に挑むソフトボール女子日本代表の上野由岐子投手は、地道に歩みを進めていく覚悟だ。
前人未到の7連覇を目指す日本を長きにわたってけん引してきたエースは、2002年釜山大会からアジアの頂点を懸けた戦いに出場。7月に44歳となった大投手は「きっとこのアジア大会が最後になるだろうなという思いもある。悔いのない大会にしていきたい」と意気込みを語った。
2年後にはロサンゼルス五輪を控える。現役の終わり際も意識する時間も増えたが、アジア大会が最後の試合という認識ではない。本紙に対し「アジア大会としては集大成かもしれないけど、それは五輪を目指してませんよという意味にイコールしているわけではない。ただ、さすがに8回目はもうないだろうという感じ」と思いを明かした。
40代半ばを迎え、心身ともにさまざまな相談を重ねながら競技を継続。「まだできるんじゃないか、まだやってもいいのか、辞めた方がいいのかなとかいろんな感情を感じながらプレーしているからこそ、他の選手に出せない味のあるプレーができると思う。今しかできないこと、今だからできることを大事にしながら活動していきたい」と展望を語った。
ロサンゼルス五輪での金メダルを見据える上で、今大会は重要な一戦となる。「7連覇という大きなプレッシャーはあると思うが、このプレッシャーに負けているようでは世界一になれない」。誰よりも世界を知る大投手は、目の前の課題を1つずるクリアしていく。












