新体操の世界選手権団体総合で銀メダルを手にした日本の「フェアリージャパン」が18日、羽田空港に帰国し、主将の田口久乃(19)は「演技と結果で恩返しすることができた」と頬を緩めた。
今大会は2028年ロサンゼルス五輪の予選を兼ねた一戦。フープ・クラブとボールの2種目で争う団体総合で2位に入り、日本勢五輪決定第1号となった。前回大会では金メダルを獲得したが、チームをけん引してきた鈴木歩佳さんらが引退。新主将に就任した田口は「いろいろ悩むことの方が多かったので、鈴木さんに相談させてもらっていた」と明かす。
たくさんの助言を受ける中で、印象的だったワードがある。世界選手権前には「できることはやってきたから、思い切り世界選手権の舞台を楽しんで」とエールをもらった。自身のメンタルは「弱い」と苦笑いを浮かべるが、要所でチームメートを鼓舞。前半のフープ・クラブで暫定3位につけた後には「ここから、今からが勝負だよ」と言葉をかけるなど、リーダーシップを十二分に発揮した。
24年パリ五輪は出場を逃して夢舞台に立つことができなかった。この日の取材時には歓喜の涙を見せる場面もあったが、ここがゴールでないことは自分が一番よくわかっている。「五輪に向けての2年はあっという間。挑戦者という初心の気持ちを忘れずに、常にレベルアップしていきながら、さらに強くなったチームで五輪を迎えたい」と力を込めた。
首元に輝く銀メダルは努力の結晶。2年後はもう1つ上の金メダルをつかみ取る。













