F1アストンマーティンはホンダ製パワーユニット(PU)のアップデートは予想よりも低い出力となる可能性があると、スペイン紙「マルカ」が報じた。

 今シーズンの規定改定により新マシンを投入するも、不振で低空飛行が続いているアストンマーティンは、7月のハンガリー・グランプリ(GP)でシャシーのアップデートを実施し、大きな成果を得た。夏休み明けとなるオランダGP(決勝23日)では改良型パワーユニットを実戦投入する予定で、すでに50馬力アップが期待できるとして、他チームが警戒を強めていた。

 しかし、同紙は、専門メディア「AUTORACER」の情報を元にし「マストンマーティンのリーク情報により、いくつかの問題が明らかになり、改良マシンは実戦デビュー戦で予想通りフルパワーで走行できない可能性がある。実際には30馬力弱と当初よりも低くなると見込まれている」と報じた。

 同紙は「実際にシルバーストーンでは、ライバルチームの間でも、ホンダが50馬力アップするというウワサがすでに流れている」とし「50馬力アップによってアウディやフェラーリといったライバルチームのエンジンを凌駕する性能を発揮するはずだったが、それは到底手の届かない目標だった」と指摘した。

 しかし「ホンダは50馬力やそれに類する数値について一切言及しておらず、2027年のアップグレードに向けた中間段階である述べた。ホンダ・レーシングのチーフエンジニアである折原伸太郎氏は『奇跡を期待すべきではない』と繰り返し言っている」と伝えていた。