レジェンドが好救援だ。愛知・名古屋アジア大会ソフトボール女子予選ラウンド(1日、安城市総合運動公園)、日本は台湾に4―2で勝利して無傷の6連勝。日本のエース・上野由岐子(ビックカメラ高崎)がリリーフで粘りの投球を披露した。
予選ラウンド全勝中の日本は三輪さくら(シオノギ)が先発。序盤の2回を無失点に抑えたが、0―0の3回表に台湾の8番打者に二塁打を浴びる。無死二塁のピンチで今大会初めてマウンドに上がった上野は一死一、三塁からワイルドピッチで1点を献上するも、追加点は与えなかった。
日本は3回裏に9番中川彩音(戸田中央)の中前適時打で同点に追いつく。二死二塁で2番川村莉沙(ビックカメラ高崎)が中前適時打を放ってリードをつくった。
4回表の上野は簡単に二死を奪う。7番打者に中前安打を浴びると、8番打者には高めのボールを右中間に運ばれ、同点に追いつかれた。9番打者は三飛に抑え、勝ち越しは許さなかった。5回表は味方のエラーでピンチを迎えながらも、最後は渾身の真っ直ぐで三振に切って取った。
6回表は二死から8番打者に会心の当たりを浴びたが、中堅手の中川がフェンスにぶつかりながら捕球。ビッグプレーで無失点に抑えた。流れを引き寄せたい日本は6回裏に二死二塁のチャンスをつくる。5番中溝優生(デンソー)が一塁手を強襲する安打で、二塁走者がホームイン。さらに6番切石結女(トヨタ自動車)の適時打でリードを広げた。
7回表もマウンドに上がった上野は、110キロ台の直球を軸に無失点に仕留めて勝負あり。「きっとこのアジア大会が最後になるだろうなという思いもある。悔いのない大会にしていきたい」と語っていた44歳の大投手が、チームに勝利をもたらした。












