バレーボール男子の高橋塁(26=サントリー)が29日、自身のSNSを更新し、同性愛者であることを公表した。
日本代表の主力として活躍する藍(ルブリン)は弟で、昨季まではともにサントリーでプレー。「僕は幼き頃から、自分自身のある一面について向き合うことを恐れ、悩み、自分自身を否定していました。それは、僕がゲイであり、セクシュアルマイノリティの一人であるということです。約2年間、弟の高橋藍と同じチームで過ごしたことが僕にとって何よりも大きく、藍と話したことをきっかけに、初めて自分自身を認めることができました」とつづった。
その上で「自分の気持ちを言語化することで心を整理することができ、少しずつ『ありのままの自分でいい』と思えるようになりました。ここまで自分自身と向き合うことができたのは、藍との時間をはじめ、これまでそばで支えてくれた家族、チームメイト、チームスタッフ、そして関係者のみなさんの存在があったからです。これまでさまざまな場面で支えてくれたことに、心から感謝しています」と胸中を明かした。
塁は元女子代表の栗原恵さんに憧れ、小学3年時から本格的に競技を始める。京都・東山高から日大に進学すると、3年時には全日本大学選手権(インカレ)で45年ぶりの3位入賞に貢献。現在はサントリーでプレーしている。「新しいシーズンを迎えるにあたり、いつも応援してくださるファンのみなさんにも、このタイミングで自分自身の言葉で伝えておきたいと思いました。これからも、バレーボールに尽力し、さまざまな場面で自身の成長のために頑張っていくことに変わりはありません。そして、理由や背景は違っても、自分自身を受け入れられずに悩んでいる方にとって、僕が自分自身と向き合い、自分の言葉で伝えることが、少しでも何かのきっかけになればうれしく思います」とメッセージを寄せた。
最後には「突然のご報告となりましたが最後まで読んでいただきありがとうございます。これまでもファンのみなさんをはじめ、たくさんの方々に応援していただき心から感謝しています。これからも、高橋塁らしく、バレーボールを通じて成長していきたいと思います」と決意表明し、締めくくった。












