愛知・名古屋アジア大会の女子100メートルハードル予選(26日、パロマ瑞穂スタジアム)、中国の呉艶妮(ウー・ヤンニ=29)が13秒18で予選を通過した。

 呉は予選2組で日本の福部真子(日本建設工業)と隣のレーンに登場。同組2着でフィニッシュした。

 華やかな見た目で中国版SNS「ウェイボー」のフォロワーは約200万人と絶大な人気を誇る呉は、2024年パリ五輪、昨年の世界選手権(東京)でも中国代表として出場した実力者。アジアでも人気を博すハードラーは、スタート前には鼻に指を当て、力こぶを作ってポーズを決める独特のパフォーマンスで会場を沸かせた。

豪快に足を上げてハードルを飛ぶ呉艶妮(ロイター)
豪快に足を上げてハードルを飛ぶ呉艶妮(ロイター)

 試合後には、スタート前のパフォーマンスについて「日本のこの会場で、自分の強さやスタイル、そしてガールズパワーを表現して伝えたいと思ったんです!」と告白。雨の影響については「スタートラインに立った時、8人の選手全員が同じ条件なので。うまく走れなかったとしても、外のせいにするのではなく、原因は自分自身にあると考えるべきです」と冷静に語った。

 アジアの頂点を目指す呉は、今大会の目標について「順其自然」と熟語で表現。「成り行きに任せれば大丈夫! 楽しく、ハッピーにこの大会のプロセスを楽しみたいです!」と力を込めた。中国の女神ハードラーは、自身を信じ、27日の決勝まで戦い抜く覚悟だ。