フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦中国杯(7日、中国・深セン)、女子フリーが行われ、2022年北京五輪銀メダルのサンドラ・イグナトワ(旧姓トルソワ)は148・90点、合計221・27点で2位。優勝は148・40点、合計224・48点をマークした千葉百音(木下グループ)だった。

 5季ぶりのGPシリーズ参戦だったトルソワは、悔しさをにじませた。冒頭の4回転ルッツを着氷し、2・79点のGOE(出来栄え点)を引き出す。大技を成功させて観衆を歓喜の渦に巻き込むも、頂点には届かなかった。ロシアメディア「SPORT24」によると、演技後には「良いコンディションを取り戻せてうれしいけど、私にとっては以前と変わらずに1位だけが重要。それ以外は重要ではない」と唇をかんだ。

 北京五輪はフリーで4回転ジャンプを4種5本降り切った。ただ、この日は4回転ルッツ1本のみ。4回転ジャンプに注目が集まるが「北京五輪での演技後の人々の期待によるプレッシャーはあるかもしれない。でも、5つの4回転ジャンプを跳ぶことは、おそらくもうないだろう。それを期待するのをやめましょう」と冷静に語った。

 今後に向けては「両方のプログラムをミスなく滑りきることができたので、これからもミスなく滑り続けられるように願っている」と決意。次戦はGPシリーズ第4戦スケートアメリカの予定となっている。