フィギュアスケート男子で2026年ミラノ・コルティナ五輪金メダルのミハイル・シャイドロフ(カザフスタン)が、モチベーションの低下に悩まされている。
GPシリーズ第1戦フランス大会で10位に沈んだが、第3戦中国杯(6日、中国・深セン)のショートプログラム(SP)で立て直した。冒頭の4回転ルッツでGOE(出来栄え点)がマイナスになったものの、大崩れすることなく、94・87点で5位につけた。
ロシアメディア「チャンピオンシップ」によると、演技後のシャイドロフは苦悩を告白。「五輪の金メダルを獲得した後に滑るのはとても大変だ。そもそも、練習に臨むこと自体が辛い。まるで自動操縦で動いているような感覚で、五輪のメダルという事実が、無意識のうちに気を緩ませてしまうのかもしれない。再びリンクに立って演技をするのはなかなか大変だ」と明かした。
ミラノ・コルティナ五輪後には給与の未払い問題に巻き込まれるなど、心身を落ち着かせる時間がなかった。「五輪シーズン後の疲労がまだ完全に回復していないから、辛いのかもしれない」と分析した一方で、必死にモチベーションをつくっている。
最後には「五輪前からフィギュアスケーターとして成長し、滑りや振り付けに磨きをかけ、プログラムでユニークなイメージを表現できるようにしたいというモチベーションはあった。まだ取り組むべきことは山ほどある」と強調。五輪王者は懸命に苦しみと戦っている。












