日本勢が最高のスタートを切った。フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦中国杯(6日、中国・深セン)、男子ショートプログラム(SP)が行われ、三浦佳生(明大)が102・90点で1位、佐藤駿(エームサービス・明大)は101・97点の2位につけた。

 GPシリーズ第1戦フランス大会で2位だった三浦が、修正力の高さを見せた。フランス大会のSPはジャンプにミスが目立ったものの、この日は冒頭の4回転サルコー―3回転トーループの連続ジャンプを着氷し、3・33点のGOE(出来栄え点)を引き出す。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)、4回転トーループも成功させた。

 今季前は世界選手権覇者のイリア・マリニン(米国)と合同練習を実施。「練習からジャンプの精度がかなり上がったと感じている」と手応えを語っていた。〝4回転の神〟からアドバイスを生かし、自己ベストに迫る高得点。キスアンドクライでは「おー!」と全身で喜びを表現した。

三浦佳生と僅差の2位の佐藤駿(ロイター)
三浦佳生と僅差の2位の佐藤駿(ロイター)

 ミラノ・コルティナ五輪銅メダルの佐藤にとっては、今季GPシリーズ初戦。4回転ルッツ、4回転トーループ―3回転トーループの連続ジャンプ、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を降りて、自身初の100点超えを果たした。

 今季はミラノ・コルティナ五輪銀メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が休養。エースが不在の中で、他のスケーターが存在感を示している。