フィギュアスケートのアイスダンスで結成2季目を迎えた〝りかしん〟こと紀平梨花(24=鹿島)、西山真瑚(24=オリエンタルバイオ)組の〝伸びしろ〟はどこにあるのだろうか――。
10月31日、1日に行われた全日本選手権予選会(群馬)では合計165・32点で3位。単純比較はできないが、9月の木下グループ杯でマークした156・86点を上回った。2006年トリノ五輪代表の木戸章之氏(51)は「昨季より難しいプログラムができるようになっている。エレメンツのレベルを稼げるようになってきているし、底上げができている」と評価した。
カップルを結成したのは昨年9月末。潜在能力の高さを証明した一方で、粗削りな部分も多い。長きにわたってシングルで活躍してきた紀平は、アイスダンスならではの滑りに順応する必要がある。木戸氏は「まだ体をひねってカーブに乗り切る滑りができていない部分がある。上半身をひねってスケートの滑る方向に沿わせると、ピタッとはまったような滑りが見えてくるはず。そこができてくるとすてきなカップルになってくるのでは」と期待を寄せた。
紀平、西山ともに基礎的な滑りに磨きがかかれば、ユニゾン(調和)も増すとの見解。「まだユニゾンがギクシャクしてる感じがあるので、もう少し思い切って動いた方がいいかなと思う。例えば相手が自分の方に寄ってきたものをちょっと横にずらす感覚で滑っていければ、2人の一体感が増してくるはず」とアドバイスを送った。
〝りかしん〟の次戦はグランプリ(GP)シリーズ第6戦NHK杯(27日開幕、東京)で、すでに拠点のカナダに戻った。わずかな期間で少しでも課題を埋めたいところだ。












