F1キャデラックが身売りに動いていると米経済メディア「スポルティコ」など欧米各国メディアが一斉に報じ、イングランド・プレミアリーグのリバプールや米大リーグのレッドソックスなどを所有するフェンウェイ・スポーツ・グループ(FSG)が買収へ電撃交渉を行ったことが明らかになった。
今季から参入したキャデラックが低迷し、初年度は巨額の損失を出す見込みと伝えられている。そうした中、4日に身売り報道が駆け巡りF1界に衝撃が走っている。
そして英ラジオ局「トークスポーツ」は「リバプールのオーナー陣が、新たなスポーツチームの株式約20億ポンド相当の買収に向けて交渉中」と報じた。「ジョン・ヘンドリー氏率いるFSGは現在、キャデラックF1チームの株式取得に向けて交渉中の有力候補の一つである。リバプールのオーナー陣は、保険金詐欺の疑惑を受けてスポーツ関連資産の売却を続けている現オーナーのマーク・ウォルター氏と協議を行った」とFSGが買収へ交渉を実施したと伝えた。
「FSGは関心を示している企業の一つであり、株式の評価額は22億4000万ポンド(約4800億円)とされている」と具体的な交渉内容も指摘した。
「ヘンドリー氏はすでに、ボストン・レッドソックスやNHLチームのピッツバーグ・ペンギンズなど、他の2つのスポーツ団体で過半数の株式を保有している。FSGは、NASCARチームであるRFKレーシングの株式50%を保有するなど、モータースポーツへ投資経験を有している」と分析し、世界的に人気のある各スポーツのチームを次々と買収する中で、ついにF1へ白羽の矢が立った経緯を強調した。
キャデラックを巡っては、レッドブルでリザーブの角田裕毅も加入候補に挙がっており、今回の身売り騒動は去就への影響も必至。今後の行方に注目が集まる。












