快挙達成にライバル国も脱帽だ。フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダ最終日(1日、カナダ・ケロウナ)、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の島田麻央(18=木下グループ)がトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も決め、今季世界最高得点の153・33点をマーク。SPとの合計でも今季世界最高得点となる235・44点を叩き出し、GP初出場優勝を果たした。

 この結果に、ロシアメディア「スポルト24」は「天才的な日本人選手が41連勝を達成した。トルソワの復帰にもかかわらず、島田は今シーズンの最大の優勝候補だ」と題する記事を掲載。2022年北京五輪銀メダルで、出産を経て復帰したアレクサンドラ・イグナトワ(旧姓トルソワ)の名を出しつつ、島田の強さを分析した。

GPシリーズ第3戦の中国杯に出場予定のイグナトワ(旧姓トルソワ)
GPシリーズ第3戦の中国杯に出場予定のイグナトワ(旧姓トルソワ)

 同記事は「この夜の主役は、予想通り島田だった。信じられないほどの集中力、技術力、芸術的な表現力を披露した。彼女のトリプルアクセルは爆発的な回転力で輝きを放ち、4回転トーループも一見成功したように見えたが、レビューの結果、技術審判団は着地時の回転不足を指摘した。これは、ジュニア世界選手権4連覇の彼女にもまだ成長の余地があることを意味している」と大絶賛。「大会を重ねるごとに、島田は今シーズンの主要タイトルを争う有力候補として、ますます存在感を強めている」と評した。

 4回転ルッツを武器に持つイグナトワの母国でも、脱帽の演技だったようだ。