王者との距離感は――。フィギュアスケートの全日本選手権アイスダンス予選会(1日、ALSOKぐんまアイスアリーナ)、フリーダンス(FD)が行われ〝いくこう〟こと櫛田育良(木下アカデミー)、島田高志郎(木下グループ)は99・85点、合計165・53点で2位に入った。

 演技時間違反と許容時間を超えるリフトで2点の減点を受けるも、FD、合計点ともに9月の木下グループ杯を上回った。今大会は国際スケート連盟(ISU)非公認のため単純比較は難しいが、櫛田は「全体的にはそこまで悪くなく滑り終えられて良かった」と話し、島田は「ツイズルのミスがあったけど、ステップシークエンスなどのレベルは上がっていた」と振り返った。

 今大会は同じ拠点で練習する〝うたまさ〟こと吉田唄菜、森田真沙也(木下アカデミー)組が104・39点、合計175・82点で優勝した。島田は「2人はいろいろな国際舞台を経験して、数々のトップの選手たちと戦ってきている経験値だったり、長年積み重ねてやってきている部分があるので、まだまだ遠いなと感じる部分ではある」と口にした一方で、自分たちのパフォーマンスを磨いていく姿勢は変わらない。

「自分たちにしかない武器もたくさんあると思う。技術力の面で立ち向かうというか、自分たちも追い越すぐらいの勢いで頑張っていきたいとも思うが、自分たちの武器により焦点を当てていきたい」(島田)

 次戦はグランプリ(GP)シリーズ第6戦NHK杯(27日開幕、京王アリーナTOKYO)だ。櫛田は「今回得た課題だったりを一つでも解消して自己ベストを更新できたらなと思う」と意気込んだ。