プライドが垣間見えた。フィギュアスケートの全日本選手権アイスダンス予選会(31日、ALSOKぐんまアイスアリーナ)、リズムダンス(RD)が行われ、2026年ミラノ・コルティナ五輪団体銀メダルの〝うたまさ〟こと吉田唄菜、森田真沙也(木下アカデミー)組が71・43点で首位発進を決めた。

 デビュー戦の〝しょまりん〟こと宇野昌磨、本田真凜(トヨタ自動車)組に注目が集まったが、主役となったのは経験豊富な〝うたまさ〟だった。息の合ったステップ、ツイズルなど安定したパフォーマンスで出場7組で唯一の70点台をマーク。

 吉田は「ベースが上がっているし、成長が感じられた」と振り返り、森田も「小さなミスがあった中で70点超えをいただけたのはありがたい」と収穫を口にした。

 この日は〝りかしん〟こと紀平梨花(鹿島)、西山真瑚(オリエンタルバイオ)組が65・79点で2位。他のカップルも存在感を示したものの、頂を譲るつもりはさらさらない。

 吉田は「自分たちが日本のトップを走り続けたいと思っている。目指しているところは世界でのトップなので、他のカップルに差をつけて勝ちたい気持ちはある。どんどん差を広げていけたら」と力強く語った。