納得のスタートだ。フィギュアスケートの全日本選手権アイスダンス予選会(31日、ALSOKぐんまアイスアリーナ)、デビュー戦となった〝しょまりん〟こと本田真凜、宇野昌磨(トヨタ自動車)組はリズムダンス(RD)で58・68点をマークして4位発進。満員の観衆を前に息の合ったパフォーマンスを見せた。

 初陣に向けては「『もっとやっておけばよかった』と思う日はなかった」と宇野。「ポエタ」の曲調に乗り、キレ味鋭い演技で練習の成果を遺憾なく発揮した。「最後まで滑り切ることができたというのが、僕たちにとってすごく誇りに思うべきポイントだった。ミックスゾーンがなかったら、結構ステファン(ランビエルコーチ)と涙を流しながら感動していたと思う」と感慨深げに話した。

 点数については「もちろん大きな点数を目指している。この短期間でこれだけの成長ができるとは、自分たちも思わなかった。どんな点数が出ても『今日よく頑張ったね』という感想。この気持ちだけは絶対に変えたくない」と手応えを強調。本田も「自分たちが驚くほど上達スピードが速くて、できることが増えている。氷の上に乗っている自分たちがすごく好きなので、その気持ちを大切にしたい」とポジティブに語った。

 明日(11月1日)のフリーダンス(FD)は「何かを特別変えるわけではなく、自分たちがやってきたことをお見せしたい。本当に必要な意見だけを取り入れ、自分たちを信じて頑張る」と本田。宇野も「今の練習を続ければすばらしいスケーターになれると思う」と自信を持って鍛錬を重ねていく構えだ。