箱根路で〝古桜復活〟へ――。1日行われた全日本大学駅伝(愛知・熱田神宮西門前~三重・伊勢神宮内宮宇治橋前、8区間106・8キロ)では、日大が5時間14分3秒で10位。新雅弘監督(65)が、東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)に向けてラストスパートを誓った。
日大は学生三大駅伝の出雲駅伝(10月12日)は8位、箱根駅伝の前哨戦となる今大会は10位だった。1区には駅伝の名門倉敷高(岡山)出身のルーキー首藤海翔が1位と4秒差の6位と好発進。その後は13位あたりでレースが進み、7区のシャドラック・キップケメイ(4年)が区間賞の快走で10位に押し上げ、そのまま10位でゴールした。
新監督は「(今大会は)経験のためにいろいろやった。これを次の箱根につなげてほしい。出雲がホップ、これがステップ、(箱根が)ジャンプと考えている。今日はシード(8位以内)が取れたら最高だったが、後半によく立て直してくれた。先は明るいのでは」とポジティブな感想を口にした。
日大は今季、箱根駅伝ではシード圏内に入ることを目標にしている。箱根路の前哨戦で今回の結果を受け、指揮官は「まだベストなメンバーを組んでいないので。悲観的にはなっていない」と本番への自信をのぞかせた。さらに、就任4期目の元高校駅伝界の名将は「ここで良かったら、ふわっとしてしまう。箱根に向けてはこれで良かった」と独自の見解も示した。
今年1月の箱根駅伝7区で9位と力走を見せ、この日は2区で区間15位だった天野啓太は「箱根は距離も伸びる。シャドラックが快走して10番になったが、距離が長くなるので、一人ひとりが他大学の選手と走りで戦える力が必要。シャドラック任せではなく、日本人で戦う意識を持って練習をしていかないとダメだ」と覚悟を口にした。
箱根路がラストランになる天野は「9区や後半区間を走りたいが、今の状態では話にならない。一から箱根を走れるように、練習していきたい」と集大成を見据えた。
箱根駅伝で総合優勝12回を誇る日大が、本番で名門校の意地を見せられるか。













