陸上の全日本大学駅伝(11月1日、愛知・熱田神宮西門前~三重・伊勢神宮内宮宇治橋前、8区間106・8キロ)を前に、青学大の原晋監督が恒例の作戦名を発表した。

 31日に愛知・名古屋市内で行われた記者会見では、大会の目標を「優勝」と記したフリップを掲げた。そして、司会者に今回の作戦名を問われると「やるぜ大作戦」と命名した。

 大学三大駅伝の初戦・出雲駅伝では、関東勢最下位となる11位に沈んだ。指揮官は「負けるときの敗因は3つあると思う。1つはそもそも力がなかった、2つ目は主力に故障者が出た、3つ目は、全体の1年間のメカニズムが出雲に合っていなかった」と独自に分析する。

 その中で、青学大の敗因は3つ目だと指摘。「夏のトレーニングの疲労が抜けない中で、パフォーマンスが上がってこない。また、他大学が力をつけて戦っているので、ポテンシャルだけで勝てない出雲駅伝になったなというのが印象」と見解を示した。

 その上で、今回の作戦に込めた思いを説明。「もうやるしかない。青山学院はもう終わったのではと一部で見られているところがあるが、全日本から巻き返しを図る。今年の青山学院もやるじゃないか、強いなという印象を与えられる全日本大学駅伝にしていきたい」と逆襲を誓った。

 今年1月の東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で、チーム大逆転劇の立役者となった黒田朝日は卒業。指揮官は黒田をS級とランク付けした上で、「残念ながら昨年のような黒田朝日、ゲームチェンジャーのような選手は本学には今年はいない」と今季のチームの現状を冷静に見つめる。

 それでも、登録メンバー8人全員をAランクと評価。「必ずしも我がチームが力がないというわけではない。しっかり力がある。1区間1区間の取りこぼしが絶対にあってはならない。1秒を大切に、前の集団でしっかりレースをできるように」と力を込めた。