陸上の全日本大学駅伝(11月1日、愛知・熱田神宮西門前~三重・伊勢神宮内宮宇治橋前、8区間106・8キロ)を控えた31日、愛知・名古屋市内で監督会見が開かれた。

 早大の花田勝彦監督は色紙に「優勝」と大きく記し「ようやく他大学を含めて、優勝候補として挙げていただけるようになった。一度書いてみたかった」と笑みを浮かべた。

 大学三大駅伝の初戦・出雲駅伝では16年ぶり3度目の優勝を達成。その後の調整は順調に進んでおり、指揮官は「(現地入りした)11人とも非常に状態が良いので、誰が走っても問題ない状態まで来ている」と手応えを口にした。

 早大は1年生トリオで〝令和の三羽ガラス〟と称される本田桜二郎を1区、増子陽太を2区に配置。出雲駅伝4区で区間新記録の新妻遼己が補員に登録されている。花田監督は「1年生を前の方に並べている。彼らが力通り走ってくれれば、先頭争いで来られると思っている。常に先頭が見える位置で争いながら、6、7区で一番強い選手が来れば結構面白くなる」と展望を語った。

 また、昨年にルーキーとして注目を集めた鈴木琉胤(2年)も補欠登録となっている。花田監督は「(鈴木は)チームの要になっているので、彼がいることで1年生たちも安心して走れると思う。鈴木には大変な思いばかりさせているが、貯金をつくって渡せるような走りができれば、非常に優勝が見えてくるかなと思う」と青写真を描いた。