鉄紺の名門が復活へ大きな手応えをつかんでいる。第103回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)予選会(17日、東京・立川市)、21年ぶりの出場となった東洋大が10時間31分30秒の総合1位で本大会出場を決めた。
宮崎優(3年)が個人では日本人トップとなる4位(1時間1分5秒)を筆頭にレースを展開。中央学院大に2分以上の差をつけるなど、名門の意地を見せた。
この予選会で個人80位(1時間3分43秒)だった陳内紫音(3年)は「チームとしては、同期の宮崎が日本人首位で走ってくれて、そのおかげもあり全体1位で突破できたのはうれしい」と喜びをかみしめた。
チームは今季「原点回帰と進化」をテーマに始動。5月の全日本大学駅伝の予選会でも2大会ぶりに伊勢路の切符を獲得し、好調に歩みを進めている。今季の練習については「経費もたくさん使っていただいて、合宿も今までで一番いろいろな場所に行った。これまでも3か月間くらいずっとやってきた。高地や、アップダウンなど今回の予選に向けた練習をみんなでやってきたので、その結果がこうやって出たのは素直にうれしい」と充実した練習を行ってきた。
陳内は前回の箱根路でもメンバーに選ばれたが、本番の出走はなかった。今年こそ箱根路で出番を狙っており「箱根はもっとアップダウンもある。今回いろいろなチームメートや、他校の選手と一緒に走れたが、本番は一人で走る力が必要。単独でも走る力や、シンプルにまだまだ自分は走力がないので、もっとレベルアップしていきたい」とチームでも個人でも、さらなる成長を目指す。
約2週間後には伊勢路が待っている。鉄紺のプライドを懸けて、逆襲が再び始まる。












