バレーボール女子日本代表のフェルハト・アクバシュ監督が19日、オンラインで取材に応じ、今季の戦いぶりを振り返った。

 今季はネーションズリーグで8強入りを果たしたが、ロサンゼルス五輪切符を懸けたアジア選手権では3位。優勝すれば最短でのロサンゼルス五輪出場が決まる一戦だったが、悔しい結果に終わった。アクバシュ監督は「アジア選手権では私たちが掲げた一番の目的を達成することができなかった。私たちにとってがっかりする結果ではあったが、同時に何を変えなければならないのかが明確になった大会でもあった」と語った。

 若手主体のメンバーで挑んだ愛知・名古屋アジア大会は2位。チーム最年少の20歳・秋本美空(ブストアルシツィオ)を本職のアウトサイドヒッターではなく、ミドルブロッカーで起用するなど、テストの要素も大きかった。

 アジア大会については「この大会では若手選手に出場機会と責任を与えた。この若手選手の経験は私たちの今後にとって重要なことであると考えている」とメリットを指摘。その上で「今季はこのチームにとって大切な情報を収集できたシーズンだったと思う。個人としてもチームとしても、何を強化する必要があるのかが分かった」と明かした。

 来季はW杯(米国、カナダ)がロサンゼルス五輪の代表権を懸けた一戦となる。「私たちが向かう方向は明らかだ。ロサンゼルス五輪に向けて、着実にこのチームを育成し続ける」ときっぱり。今季得た学びを来季につなげていく。