バスケットボール男子日本代表のトム・ホーバス監督が電撃解任されたことを受けて、その引き金となった八村塁(レイカーズ)による前代未聞の批判劇が脚光を浴びている。
ホーバス監督を巡っては、2024年パリ五輪後に絶対的エースである米プロバスケットボールNBAレイカーズの八村塁との対立が表面化。現役の代表エースが指揮官を公の場で批判を展開するという、極めて異例の騒動に発展した。これを境に代表チームは低迷していき、ついには解任という荒療治をするに至った。
協会は「今後の代表強化に関しての方向性の相違によるもので、個人の責に帰すものでは無く、JBAとしての今後の方針に沿って総合的に判断し、契約終了の決定に至りました」と説明。ただ、代表チームを巡る状況には八村とホーバス監督による確執が大きく影を落としていたことは間違いない。
八村は24年11月、グリズリーズ戦後の会見で、日本代表の現状について批判を展開した。
まずは「僕もNBAでやってる中で、強化とか子供たちのためとか、日本のバスケを強くしていくためにやってきている。けど、日本代表の中でその目的じゃなく、少し僕が思うに、お金の目的があるような気がする」と協会の姿勢を疑問視。その上で、ホーバス監督がパリ五輪後も続投したことに真っ向から異を唱えた。
「僕らは日本代表の男子のトップのプレーヤーたち。日本代表にふさわしい、男子のことを分かっている、アスリートとしてプロとしてやっていた、プロとしてもコーチをやったことのある、そういう人がコーチになってほしかった。今回こうなってしまったのは僕としても残念」と〝NO〟を突きつけたのだ。
男子代表は、28年ロサンゼルス五輪につながる来夏のカタールW杯に向けたアジア予選の真っただ中。どのように再建を図るのか注目だ。












