フィギュアスケート男子で五輪2大会連続メダルの宇野昌磨(28)と同女子で世界ジュニア選手権金メダルの本田真凜(24)が、随所で負けず嫌い精神をのぞかせた。

 かねて交際している2人は、22日にアイスダンスで現役復帰すると発表。来季から競技会に参加し、秋の大会から試合に出場するために準備を進めている。2人は同日に都内で会見を行い、2030年フランス・アルプス五輪の出場を目指すと明言した上で、宇野は「2人の目標だからこそ強くかなえたい」と決意を口にした。

 会見内ではお互いのスケートについて、リスペクトを伝える場面もあった。本田は「本当に私のスケートを通してたくさん褒めていただいてうれしい」と笑みを見せつつ「昌磨くんのスケートが本当に好きで、それだけ魅力的なスケートをするので、私も負けずに頑張りたい。ハードルが上がっていかないか心配だが、お互いに高め合いながら、やれるからには勝てる状態で挑みたい。出るからには勝ちを目指して頑張りたい」と意気込んだ。

 宇野は「みなさんも真凜のスケートがすばらしいものだと分かっているのは承知だが、まだ分かり切っていないと思う」と指摘。だからこそ「僕がより引き出して見せられるように、1人ではなく、2人で強い気持ちで勝ちに行くのは間違いないが、一度引退していろんな経験をして戻ってきた。もちろんいい結果を目指すし、勝ちにも行く覚悟を持つが、見る人が楽しい、面白いと思ってもらえるように日々精進していきたい」と力を込めた。

 拠点とコーチについては明言しなかったが、勝利へ向けて鍛錬を積んでいく。