歴史的低迷にあえぐF1アストンマーティンが来季大躍進を遂げる可能性があると今季首位のメルセデスが警戒している。
アストンマーティンは今季から本格復帰したホンダとタッグを組んで大きな期待が寄せられていたが、マシンの振動問題など深刻な事態が相次ぎ、完走もおぼつかない状況。さらにエイドリアン・ニューウェイ代表がホンダ批判を展開するなど危機が続いている。
しかし、今季圧倒的な性能で首位を独走する名門メルセデスから、まさかの〝ホンダ警戒令〟が出された。
英モータースポーツ専門メディア「F1オーバーステア」は、ユーチューブチャンネル「Champ1」のインタビューに応じたメルセデスのブラッドリー・ロード副代表が、アストンマーティンの現状と将来の見通しについて語る様子を伝えた。
ロード氏は「彼らにはこれから多くの困難が待ち受けていることは明らかだ」と指摘する一方で、「チームの真価は、最も困難な状況に直面した時にこそ発揮されるものだ。チームがいかに団結し、いかにして苦境を乗り越えるか。私たちは彼らを決して過小評価しているわけではないし、見限っているわけでもない」とアストンマーティンとホンダはこのまま終わる存在ではないと言い切る。
「エイドリアン・ニューウェイ率いるチーム、アストンマーティンの豊富な資金力と野心、そしてホンダのようなエンジンメーカー兼パートナーの専門知識があれば、彼らは必ず復活して戦うだろう。問題は、それがいつになるかだけだ」と最大級の警戒を示す。
「それは誰もが知っていることだし、彼らを過小評価しているわけではない。なぜなら、彼らは年ごとに大きく変化する可能性があるからだ。特に、2027年に導入されるかもしれない新規則のもとではなおさらだ。彼らを軽視してはいけない。それがF1で犯しうる最大の過ちだ」と強調し、重ねてアストンマーティンの来季躍進を予測した。
「アストンマーティンの実力と、ここ数年で見せてくれた実績には、非常に敬意を抱いている。今年後半か来年かは分からないが、彼らが力強く復活してくれることを期待している」と語った。
〝眠れる獅子〟が起きることはあるのか。アストンマーティン&ホンダの大逆襲に期待したいところだ。












