フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズに5季ぶりに復帰した2022年北京五輪銀メダルのサンドラ・イグナトワ(旧姓トルソワ)に対し、ライバルから称賛の声が相次いでいる。
北京五輪後に結婚したトルソワは、25年夏に第一子を出産。今季は中立選手として国際大会に出場し、6日に行われたGPシリーズ第3戦中国杯(中国・深セン)のショートプログラム(SP)では72・37点で3位発進だった。スピンのミスはあったが、ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)、3回転ループ、3回転ルッツ―3回転トーループの連続ジャンプを着氷した。
今大会は1歳の長男を連れて参戦している。ロシアメディア「SPORT24」によると、育児と競技を両立する姿にライバルも感嘆。75・05点で2位だったアナスタシア・グバノワ(ジョージア)は「サーシャ(トルソワ)を見ると本当に誇りに思うし、まさにヒーローだ。出産してあんなに早く復帰して、アスリートとしての体型に戻すだけでなく、若い女性のようにあっという間に回復して、スケートを始め、ジャンプをし、競技に出場し、赤ちゃんを抱えながらすべてをこなしている。彼女は真のヒーローだ」と語った。
71・76点で4位だったララナキ・グトマン(イタリア)は「彼女が出産後に競技に復帰し、再び4回転ジャンプを跳んでいるのを見たとき、『すごい!』と思った。本当に信じられないことで、彼女を心から尊敬している」と吐露。トルソワの復活劇にはスケーターたちも驚きを隠せないようだ。












