卓球男子シングルスでパリ五輪金メダルの樊振東(中国)が、ファンによる盗撮行為を猛批判した。

 樊は自身のSNSに「自分にされたくないことは、他人にもしてはいけない」と記し、次のように切り出した。「相手の立場に立って考えてみてほしい。本当に、盗撮されることを望む人がいるだろうか? 盗撮者がどのような立場であろうと、どのような心境や目的を持っていようと、こうした行為が他者を尊重せず、プライバシーを侵害するという本質を変えることはできない。たとえ『愛』の名のもとに、たとえ公開や拡散を遅らせたとしても」と盗撮はプライバシーの侵害だと非難。

「境界線をしっかり持つことは、冷淡であることとは同義ではない。理知的なファンや親しみやすい通行人は、スマホを掲げてカメラを回しながら私に声をかけてくることはない。私はそれを嫌がるどころか、むしろ喜んで応えている。撮影しながら声をかけてきて、交流や接触を試みる人については、相手が私を称賛し応援してくれるファンなのか、それとも自メディアを運営してアクセス数や利益を追求する者なのか、私には確かに見分けがつかない。人を敬う者は、人からも敬われる」と、節度を保つ行動を呼びかけた。

 中国卓球界では熱狂的ファンの度を越した付きまとい行為が問題となっており、選手が声を上げ続けている。