米女子ゴルフツアー「BMW女子選手権」最終日(25日、韓国・海南のパインビーチ・リンクス=パー72)、68で回った吉田優利(26=エプソン)が首位との4打差を逆転して通算17アンダーでツアー初勝利を飾った。

 2番パー5のイーグルなど5つ伸ばした前半のチャージもさることながら、優勝をたぐり寄せた17番パー5の3打目が、大きな注目を集めている。雨中の優勝争いも終盤に入り、プレッシャーもかかる中、グリーン左手前のバンカーから48ヤードをPWでピン右1メートルにつけてバーディーを奪取。最終18番をボギーとしたため、結果的にも大きな1打となった。

 試合を中継したU―NEXTの解説を務めたプロゴルファーの天沼知恵子は「しびれました。ナイスですね」と興奮気味だった。韓国紙「朝鮮日報」は、ともに1打差の2位だった地元韓国の 1打差の2位はユ・ヘランとチェ・ヘジンのプレーに関する記事の中で、吉田について「17番でグリーン近くのバンカーからの絶好ショットで流れを変え、勢いを取り戻した」と指摘した。

 この距離でピンを狙うバンカーショットは難易度が高い。米女子プロゴルフ協会(LPGA)の公式SNSもスーパーショットとして動画付きで紹介。本人は優勝インタビューでそのシーンを「とても緊張していたが、打つことに集中した。もう一回打つことはできないかな」と笑顔で振り返った。勝負どころでこんな一打を打てる力があれば、今後も勝利が期待できそうだ。