テニス女子シングルス世界ランキング19位の大坂なおみ(29)が、母としてコートに立つ現在の心境を明かした。
大坂は25日、東レ・パンパシフィック・オープン(26日開幕、東京・有明テニスの森公園)の大会公式会見に出席。今季を総括し「全体として安定していた。様々なサーフェスについて学ぶことができて楽しかった。全米オープン前後のハードコートシリーズでもう少し結果を残したかったが、来年に向けてはとても前向き」と手応えを口にした。
また、年齢や経験を重ねるにつれて人生観が変化しているといい「今は娘が私にとって最優先の存在」ときっぱり。「そのうえでテニスにもエネルギーを注いでいるし、今の位置にいることを誇りに思っている」と胸を張る。
大切なまな娘の様子について「彼女は私の仕事がテニスであることは理解している」と明かしたうえで、「それ以上の細かいことを捉えているかは分からない。今後深く質問してくるようになったらきちんと答えてあげたいと思っているが、今は親子で少しずつ理解を深めている段階」と穏やかな表情を浮かべた。
元世界1位の実力者は、母と選手の両立の難しさを「あとどれくらいプレーできるかを考えることもあるし、もしも娘から『遠征でずっと遠くへ行かないで』と言われたら、私はそれを無視できる人間ではない」と強調しつつ、「だからこそ今ある時間を大切に、有効に使うことに努めたい」とまっすぐなまなざしで語った。












