テニス女子日本代表監督で、元ダブルス世界ランキング1位の杉山愛氏が、現役最後の公式戦に挑む錦織圭(ユニクロ)にエールを送るとともに、女子テニス界の現況を明かした。
杉山氏は30日、ジャパンオープン(東京・有明)のイベントブースで行われたトークショーに登壇。同トーナメントについて「今回はなんといっても錦織選手が最後のスペシャルな大会。世界トップの選手もたくさん来るので、レベルの高い大会がこの有明で見られるのは良いし、私もすごくワクワクしている」とコメントした。
錦織の初戦の相手は第2シードで男子シングルス世界ランキング8位のフランシス・ティアフォー(米国)。杉山氏は「勢いに乗っているティアフォーだけど、相手にとって不足はないし、本当に圭の良さが光る試合になるんじゃないかと思う。本当に楽しみ」と期待を寄せた。
話題は自身が普段からコンタクトを取る女子勢にも及んだ。世界ランク17位のエース・大坂なおみ(フリー)については「ママになってから帰ってきてからもう数年たつが、今もトップ20で安定した成績。今年は特にいろいろなサーフェスで、前はハードコートが得意だったが、クレーでも芝でも、全米オープンでもなおみらしさを見せてくれた」と結果をたたえ、「選手としてもマチュアになるというか、精神的な部分でも安定してきていると思う」と進化を語った。
さらに「坂詰姫野選手(橋本総業)は全米本戦で初めて1回勝つという勢いに乗って、アジア大会で頑張っている」と注目株の活躍に触れつつ、「その下も19、20歳の選手が続いてきているので、早く100位以内にみんなが入ってくると、大きな大会でも活躍できるし、グランドスラムでも本戦ストレートインできる。この辺がやっぱり大事なこと」と次世代の成長の重要性を説いた。
杉山氏は国別対抗戦「ビリー・ジーン・キング・カップ」のプレーオフ・アルゼンチン戦(11月、東京・有明)が監督としてのラストマッチとなる予定で、女子日本代表への熱い応援も呼びかけていた。












